●01.13(Sat) 夜
席亭・平野悠の好奇心何でも聞いてやろう!14
「飛び道具トラブルQ&A」
【出演】平野悠
【Guest】石丸元章【特別Guest】ピスケン
 
●名著『スピード』で作家デビューした石丸氏はなんとも面白い。覚せい剤でパクられ、ムショにも入った経歴を持つ氏は少しも懲りることなく、あらゆる媒体にクスリの話を書きしゃべる。「そんな事ばかり書いていると、又おまわりに狙われるよ」との多くの人達の警告を無視して書きまくる。かの有名な不良雑誌『BURST』での連載は傑作続きだ。私は天才だと思っている。氏はラジオ放送のDJの経験もあって、そのしゃべり口は絶妙だ。氏の語り口を一度聞いた人なら虜になるのは間違いない。今回のトークは私もお客さんも「聞きたい事だらけ」に違いないと思う。そしてこの日は『BURST』編集長のピスケン氏にも参加してもらって……やばい、私は参加したくなくなってきた。(平野 悠)



●01.16(Tue) 夜
タキモトの「からっぽの世界」
【出演】滝本淳助、久住昌之、しりあがり寿、他
 
●例えば小さな子供が石ころを集めていたとする。もちろんダイヤの原石や琥珀のような類ものではなく、道端で拾った石ころのコレクション。ほとんどの大人にとって、それは単なる子供の遊びにしか映らない、意味のないコレクションだろう。「タキモトの世界」とは、まさにこの無意味の世界のことだ。便利棒と名付けられた不便な棒、無数のメモ、シュールな夢日記、車のナンバープレートの写 真、一瞥しただけでは見過ごしてしまうであろうそれらのモノは、しかし、一度タキモトの世界に迷い込むと、突然水晶の鉱脈のように輝き出す。まるで単なる石ころが、子供にとって大切な宝物であるように。是非アナタも、久住昌之、しりあがり寿という水先案内人とともに、タキモトの世界を彷徨ってみませんか。きっと素敵な発見があるはずです。 (梅)



●01.24(Wed) 夜〜深夜
ザ・スターリントリビュート『365』発売記念
「ザ・スターリンNight!」
【出演】遠藤ミチロウ、他豪華ゲスト多数
 
●もし日本最強のパンクバンドは?と聞かれたら僕は迷わず「ザ・スターリン」と答える。そのあまりにも衝撃的なライブと破壊的な数々の名曲、名盤は今や伝説となっているがこの度そのスターリンをリスペクトするアーティスト達によるスターリントリビュートが発売される。それを記念しその発売日にみちろうさんと豪華なゲスト陣をお呼びし、「スターリンとは一体何だったのか?」を再検証するトークライブを開催する事になった。みちろうファンはもちろん、往年のスターリンファンからスターリンを知らない若いパンクス達まで是非みんな遊びに来てほしい。そしてもう一度叫ぼう、「吐き気がする程ロマンチックだぜ!」と。(シン)



●01.26(Fri) 夜〜深夜
「JAGATARAなんのこっちゃい祭!」
【出演】OTO、EBBY、TEIYU(予定)、湯浅学、他
●去年、江戸アケミの命日にJAGATARAのイベントを開催したところ、店は超満員になり凄い盛り上がりで結局朝までイベントは続き、追体験した若いお客さんも沢山来ていて、改めてJAGATARAの偉大さを痛感した。そして沢山の御要望に応え、今年もアケミの命日をまたぎ、しかもオールナイトでJAGATARAのトーク&DJイベントを開催!JAGATARAメンバーも沢山来てくれるし貴重な映像や音源も大公開! そしてトーク終了後は朝までJAGATARAを回しっぱなしのDJクラブイベント! この夜はすべてJAGATARA一色で君と踊り語り明かそう日の出を見るまで!(シン)



●01.29(Mon) 夜
月刊『平口広美のフーゾク魂』イベント
【出演】平口広美、鶴岡法斎、根本敬、他多数予定
●ブルースマンなのです、平口広美さんはきっと。様々な人間模様から形成されるであろう強さと情けなさと可愛らしさが渾然一体となった哀愁(ブルース)をいるだけで放つ。それとしか形容しがたいものを毛穴から出しているように思えてなりません。風俗嬢の方々と体を交わすことによってどこか彼女達が持っていたかもしれない悲哀を長い間かけて体に刻んで生きているような、そんな印象を持ってしまいます。それを漫画や文章、言葉等で語ることによってブルースとして昇華しているのか? いや存在自体がブルース?とにもかくにも風俗好きも興味ない人も一度、平口広美さんを体験下さい! 一夜にして人間の根底にあるものを体験できると思います(友)