LINK・FROTRIP



TIGER HOLEのISHIWAKAが率いるレーベルTIGER HOLE CHOICEから6月7日にリリースされるのがLINK/FROTRIPの横浜スプリット!! この二つのバンドの性格、がもろに出た内容になってます。リリース記念のインタビューを敢行したけど、やっぱり、、、言葉にも出てきてます、、、。LINK vs FROTRIP、勝つのはどっち?!


--LINKとFROTRIPは共に横浜のバンドですけどどのような馴れ初めで?
柳井 (LINK 代表) 2年前くらいに、横浜でFROTRIPのデモテープをたまたま買って。それで連絡先にあった村井君に電話して。
村井 (FROTRIP 代表) LIVEに誘われたんだよな。まぁ、その頃こいつらはイケイケで、サボテンみたいな頭だったんだけど(笑)。今、横浜あたりで頑張っているような奴が沢山集まったイベントがあって、こいつらは全員楽器を持ってきていたけど、客。チケット買って遊びに来てたよな。
柳井 それホント。FRISBEEから買った(笑)。
--まぁ、柳井君が村井君に惚れたという関係図ですね。
柳井 その通りです。認めます(笑)。とにかくかっこよかったんですよ。一緒にやるようになってもやっぱりかっこよくって、、、、。
村井 それは当たり前ですけど (笑)。俺からしたら、LINKもSTOMPIN' BIRDも一緒にやっている奴はみんな同じですよ。ライバル、負けないぞ! と思える仲間です。周りにいいバンドがいないのってかわいそうにって思うんですよ。都内なんか、LIVE HOUSEが沢山あるから、バンドが散らばっているじゃないですか。横浜は限られた場所しかないから、かっこいいバンドが自ずと集まって来るんですよ。友達から始まった集まりじゃなく、お互いを認めたから、集まって友達になったんですよ。だから、いつでも触発されていますよ。それはとてもいい環境だと思いますね。
--触発されていくとお互いが成長していきますね。
村井 そう。2年前集まったときは常に一緒にやっている感じがしたけど、最近はそれぞれのバンドがそれぞれのフィールドとスタンスで頑張っていますね。俺らにしてもLINKにしてもレーベルは一緒ですけど、個々のバンドとして頑張ってます。何かの拍子にみんなで集まってやろうという感じになってますから。
柳井 だから一層、頑張らなきゃって思えるんです。
村井 それはものすごくいい関係でいられるんですよ。
--今回のスプリットですが、レコーディングは?
柳井 別々だったんですけど、、、。
村井 ウチのギターがものすごくこだわるんですよ。MIXのの度に一度テープに落として、車に戻って聴いて、もう一度やって下さいっていうんですよ。
--車?
村井 スタジオのスピーカーは異様に良く聞こえるから、自分が慣れ親しんだカーステで聴いてからじゃないとダメだっていうんですよ。この行為を5回か?! 石川さん(プロデューサー TIGER HOLE)がキレるくらい(笑)。俺とドラムがこだわらない分、バランスは取れているのかもしれないんですけど。今回の2曲は俺達にしたら、新しい感じの曲で。結構難しかったんですけど。
--時間は? 
村井 LINKより先にやっていたから、LINKの最終日の午後は空くだろうという予測を。実際その午後に歌を取り直しできた(笑)。しめしめという感じで。
柳井 こっちはものすごくスムーズに。淡々と終わらせました。普通通り。
村井 でも俺達が最初で良かった。LINKの音を聴けないでしょ。聴いたらもっとこだわるから。
--まけないぞ!って(笑)。
柳井 どっちが先でも、ぼくらは変わらないです。普通通り。別に際だったこともなく。
村井 ある意味今回のスプリットは、LINK/FROTRIPという2つのバンドが1つになった作品と思って聞いて欲しいです。LIVEもそう楽しんでくれればこれはいうこと無しなんだけど。
--これからそのスプリットを引っさげた全国ツアーですね。
柳井 そうですね。楽しみでしょうがないですよ。
村井 俺らが今やらなきゃいけないことは、いろんな地域でLIVEをやることが最優先で。東京以外は楽しみですよ。
柳井 遠くに行くと、知らない人がいて反応が楽しいよね。
村井 その土地土地の違った空気が新鮮だからね。横浜だとか都内のLIVE HOUSEは、意識してないにしても慣れちゃった部分があると思う。その分今言ったみたいな、新鮮な気持ちをどれだけ取り戻せるかにかかっているんですよ。
柳井 初心は忘れちゃいけないですね。
--その東京は7月5日のSHELTERとなってますね。出順とか決めているんですか?
柳井 なんにも決めてないです。どっちでもいいし。
村井 ジャンケンで決めよう。勝った方がトリ前(笑)。でもやりたかったらトリやってもいいぞ。
柳井 え?! いいですよ。
村井 そう、なんならSHELTREはお昼も入れて2部制にしよう。で、昼のトリがLINKで夜がFROTRIP。これでいこう!
--結局FROTRIPが勝つんですね。
村井 いやいや、当日のお楽しみということで(笑)。
--レーベルオーナーがISHIKAWAさんだということは、どうですか?
村井 いいですよぉ、上の人が普通のおっさんだったりすると何が分かるんだって、信頼できない部分があるじゃないですか。その点、レーベルの人は僕たちの音を分かってくれていてやりやすいです。
--その分、各方面からお酒の噂が絶えませんが(笑)。
村井 初めてあの姿を見たときは、正直ひきましたけど、、、、それもLINK/FROTRIPが売れて嬉しくて無礼講ということだと、僕は理解してます(笑)。
太田(LOFT RECORDS) そうそう、LINKが売れて嬉しいよぉ(笑)。
柳井 そうですか(照)。
村井 そうそう、その裏にある言葉を俺は大人なので知ってますけど(笑)。