80's ニューウェーヴ・リヴァイヴァルの先駆者、日本降臨!
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3年前にリリースされた『ダンセ・マカブレ』が、アメリカン・インディー・ロックの熱心なリスナーの間で話題を集めていたザ・フェイントは、イースタンユースとの交流で知られるカーシヴと同じく、ネブラスカ州オマハにあるサドル・クリーク・レーベル(*ブライト・アイズも所属しており、現在のアメリカで最重要インディペンデント・レーベルのひとつと言える)を拠点に活動してきたバンドだ。先の6月にようやく『ダンセ・マカブレ』の日本盤がリリースされ、8月には夏フェス=サマーソニックに参加する形で初来日。そして9月にニュー・アルバム『ウェット・フロム・バース』をリリースと、ここにきて日本での注目度も一気に急上昇している。 彼らの音楽性は、80年代のエレクトロ・ポップを彷佛させるシンセサイザーをフィーチャーした、思わず踊り出さずにはいられないダンサブルなディスコ・サウンドだが、同時にダークでアグレッシヴな雰囲気も持ち合わせた極めてユニークなもの。サマーソニックでの圧倒的なライヴ・パフォーマンスを観て判ったのは、彼らがパンクの攻撃性と狂気、さらにインテリジェンスとナイーヴさを兼ね備えたうえで、それらをダンス・ビートに乗せてブチまけているということだった。ここ最近ブームとなっているニューヨーク産のポスト・パンク・リヴァイヴァル・バンドたち=ラプチャー、レディオ4、!!!といった連中より、その表現は遥かにタフだと言っていいと思う。単独再来日公演が実現した暁には(ロフトでもやらないかな……)、その強烈なライヴ・パフォーマンスをぜひ目の当たりにして、ブッ飛ばされつつ踊り狂っていただきたい。(interview:鈴木喜之) | ||||
音楽と映像を融合させた圧巻のパフォーマンス
■Release info.
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