2009年9月8日(火曜日)の夜スケジュール

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日米安保締結(1951.9.8)から60年
「砂川の熱い日〜米軍立川基地拡張阻止闘争の記録、上映会&トーク」

【主催】早大(政治)‘63年入学同級生3名
布川玲子(山梨学院大学法学部教授)
浜口龍太(日本国際ボランティアセンターJVC会員、カンボジア、スーダンで活躍)
鈴木邦男(一水会顧問、著述家)
【出演】
星紀市(「砂川の熱い日」監督、立川市上砂町在住)
坂田茂(砂川事件元被告、当時日本鋼管川崎製鉄所労働組合執行委員)
土屋源太郎(砂川事件元被告、当時明治大学学生 都学連委員長)
吉永満夫(弁護士)


50年以上昔の事件が突如甦ったのは、昨年の春、ジャーナリスト新原昭治氏がアメリカ国立公文書館で発見した外交文書(駐日米国大使が本国に打った電文14通)がきっかけである。そこには、砂川事件被告7名につき、日米安保条約違憲を理由に無罪とした東京地裁判決(伊達判決)をうけての日米政府の周章狼狽ぶりが、如実に見て取れる。折しも安保改定が、大詰めの時を迎えていた1959年である。年内「伊達判決」破棄必定の環境の中、時の田中耕太郎最高裁長官は、米大使とprivate conversationを交わし、跳躍上告の見通しを語ったというのである。
―――この問題は、元被告を中心に目下継続中の日本側公文書の開示請求を手がかりに、事実の解明をはかり、最高裁判決の見直しを迫っていきたい。
それはそれとして、砂川闘争当時、12〜3歳で、その後の全共闘世代である本イベント主催者たちは、上記開示請求の集会で見た、DVD「砂川の熱い日」(短縮版)に挟まれる当時の記録映像に目を見張り、熱い思いにあふれた。地元の住民(農民、女性子供)、応援の宗教家、労働者、学生、その武器を持たない非暴力の闘いが、ついに基地拡張を阻止したことは、驚きであり感動である。ぜひこの映画を、短縮版でなく、もっと見たい。多くの、特に砂川以後の我々世代や若い人たちに見てもらいたい。そして、映像中及び本日出演の皆さんの証言によって「砂川体験」を共有し、いまや失われて久しい、闘うべき共通の公的課題に取り組む連帯のDNAを受け継ぎたい。
―――これが、上映される機会の少ない2時間6分オリジナル版上映会&トークの企画意図である。


OPEN18:00 / START18:30
前売¥1,300 / 当日¥1,500(共に飲食代別)
学生割引¥1,000(飲食代別)★当日のみ、要学生証提示

前売予約は下記WEB予約&電話予約にて受付中!
03-5929-3445


http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=170