|
角頭オールスターズ |
台湾で民族系音楽を発信し続ける角頭音楽は、所属ミュージシャンの相次ぐ金曲賞(台湾のグラミー賞)受賞で、急成長を遂げたインディペンデント・レーベル。ここ数年は、20万人を集める台湾随一のロックフェスティバルHO-HAI-YANをオーガナイズするなど活躍がめざましい。
このレーベルに関わるミュージシャンたちが集まったスペシャルバンドが、今回来日する角頭オールスターズ。紀暁君(サミンガ)、巴奈(パナイ)、陳建年(チェンネン)という3人のシンガーと、敏腕プロデューサー・鄭捷任(ジェレン)率いるAm楽団が一体となり、新しい台湾のネイティブミュージックをつくりだす。
|
紀暁君(サミンガ)
台湾を代表する民族系シンガー。台湾先住民のプユマ族の音楽家の家系に生まれ、幼少期からプユマ民謡に親しむ。サミンガ(プユマ語で唯一無二の意味)という名の通り、聴く人の魂をゆさぶる歌唱力、その美貌は、絶対的な存在感をたたえている。
デビューアルバム「聖民歌〜太陽、風、草原の歌」が、第12回金曲賞(台湾のグラミー賞)6部門にノミネート。うち最優秀新人賞と最優秀作曲賞を受賞。また、翌第13回金曲賞でも、最優秀方言女性歌手賞にノミネートされる。他、「VOICE OF PUYUMA」を日本で、セカンドアルバム「野火、春風」を台湾と日本でリリース。
フェスティバル・コンダ・ロータ(東京)、中央電視台創立記念イベント(北京)、世界音楽見本市ミデム(フランス)など国内外の多数のイベントに出演。2004年の台湾総統就任式典では中華民国国歌を歌う。
|
陳建年(チェンネン)
台湾先住民のプユマ族のシンガーソングライター。ファーストアルバム「海洋(ho-hi-yan ocean)」が第12回金曲賞(台湾のグラミー賞)で、最優秀男性歌手賞と最優秀作曲賞を受賞。一躍、台湾を代表するミュージシャンとなる。受賞後も、「音楽は趣味」という謙虚さ。職業は離島の警官。
「警察節(警察の日)」の警察大使や「国際原住民芸文嘉年華会」のイメージキャラクターなども勤める。オリジナルサウンドトラックアルバム「海有多深(HOW DEEP IS THE OCEAN)」、セカンドアルバム「大地(Mother Earth)」の他、巴奈とともにライブアルバム「勇士と稲穂(Pur-dur & Panai Unplugged Live)」もリリース。台北「世界アースデイ」、台東「南島文化節」、北海道「アジア民族音楽祭」などイベント出演多数。
|
※当初出演が予定されていたPANAIですが、アーティストサイドの都合により急遽出演キャンセルとなりました。予めお詫び致します。 |