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ALO (Animal Liberation
Orchestra) / Fly Between Falls
LBCY-404 2,500yen (tax in) / 4.13 IN STORES
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西海岸、サンフランシスコから届いたのは、一足お先に今年のステキな夏を多いに予感させてくれるALOの4枚目のアルバム『Fly
Between Falls』。
個人的に好きな、奇才&変態音群でもなければ、爆発&踊りを誘うお祭りグルーヴでもないんだけど、どうしてどうして、やられました。収録10曲全てが、極上音玉
多面体ミュージック。ゆらゆら波のように煙のように浮遊するアコースティックなグルーヴとキラッキラなメロディ、西海岸ファンキーさを同居させた恐ろしくステキな1枚!
2004年、Jack Johnsonの全米ツアー同行! そんな売り文句すら、彼らの音楽だったら当然(!)で自然なことかもしれない。ニュートラルな気持ちにさせてくれるパワーが溢れ出てます。
YELLOW BUS、もはやレーベル買いしても絶対間違いないでしょう。羨ましいくらいの審美(音)眼。音楽ファンの皆様、ホント知らないと損です。過言じゃありません!(PLEASURE-CRUX:荒木智絵) |
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THE ELEPHANT OF MUSIC /
空想地図
SCHOOL-057 1,680yen (tax in) / 4.06 IN STORES |
衝撃のデビュー・マキシシングルから7ヵ月。待望の1stアルバムがついに届けられました。一言、マジで良いです!
彼らの武器である胸キュンなノスタルジア・メロディ&等身大且つ切ないリリック、儚くキラキラした歌声が最大限に表現されていて、何とも言えない昂揚感を味わえます。個人的には「白影」がとろけそうなほど好きです。大好き過ぎます。超名曲「青い衝動」の第2章と言ってもおかしくないくらいの素敵ソングです。あー、みんなにも早く聴いて欲しいっ!
ここからはエレミューに伝言! 秀夫くん、森川くん、堀くん、ホント良い仕事したねぇ。これはもう、乾杯するしかなくね?
最近、全然一緒に呑んでないから、レコ発は呑みがてら(違った・笑)お祝いに行くから覚悟しといてね〜☆(TOMO) |
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oasis / SOME MIGHT
SAY
ESCA-6251 1,835yen (tax in) / IN STORES NOW |
初期のオアシスを語る上で絶対に外せない曲といえば「Supersonic」、「Live
Forever」、「Wonderwall」などが挙げられると思うが、俺の中ではそれらの曲とは違った意味で重要な曲がある。セカンド・アルバムに先駆けて発表された『SOME
MIGHT SAY』。このシングル盤の3曲目に収録されている「Acquiesce」がそれだ。この曲はサビまでを弟リアムが唄い、サビは兄ノエルが唄うというもので、曲自体が本当に素晴らしいのだが、注目すべきはその歌詞である。サビの詞にこうある。
「お互いの存在が必要だから/お互いを信じ合う俺達/そしてきっと捜し出せる筈/自分達の中に眠ってる何かを」
この意味が判るだろうか。知っている人も多いと思うが、当時、この兄弟の仲は最悪で、ステージ上で殴り合うこともあった。いつ終わってもおかしくない状態が続いていた。そんな中リリースされたのがこのシングルである。ブっ飛んだ。この詞に加え、兄弟で交互に唄っているのである。涙が出そうになった。その詞の本当の意味は判らなかったし、実際、兄弟喧嘩はその後も続いたが、「オアシスは大丈夫だ」という確信を得たのを今でもよく覚えている。
4枚目のアルバム以後はまるで聴かなくなってしまったが、初期のものは今になって聴いてもやはり素晴らしく、そして、あの頃の青かった自分を少しだけ思い出させてくれる。(下北沢SHELTER:下村祐市) |
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ガガーリン / 銀河クラシックス
VICB-60004 2,100yen (tax in) / 4.21 IN STORES |
2001年熊本にて結成し、野間康介(p, vo)、橋本大介(b,
cho)、井戸篤志(ds)からなるピアノ3ピース・バンド。はるばる熊本から全国各地、津々浦々ライヴハウスを廻っている精力的な彼ら。そんな彼らに出会ったのは、衝撃的だった『さよならフリーダム』というマキシシングルだった。レコード店でかかっていたのをたまたま耳にし、強力なメロが私の耳に焼き付いた。以来、すっかり彼らが生み出す楽曲の虜になりました。そして、マキシシングルの発売間もなく『めばえ』なるミニ・アルバムのリリース。あれから早1年が過ぎ、パワーアップして初のフル・アルバム『銀河クラシックス』として届けられた今。今回の作品も凄く良い!!
頂いてからしばらく私の中のヘビー・ローテーション。キラキラしたメロディ、そしてどこか懐かしい風景を感じさせる暖かい言葉達。全10曲が意気揚々に聴こえる瑞々しさ。今回の作品には、プロデューサーには上田ケンジさんを起用。前作と比べて、ギターの音がフィーチャーされつつも、鍵盤、ベース、ドラムは歌にのって最高のグルーヴを出しているんです。こんな力作を作った彼らは今後どんな曲を生み出すのだろうか?
増々ガガーリンの虜になってしまいました。(SONG-CRUX:樋口寛子) |
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KIKU-HANA(柴山俊之+花田裕之)
/ 菊花賞 Vol.1〜Vol.4
CTCD-514〜520 2,000yen (2枚組=3000yen) / 4.20 IN STORES |
いやー、リリース情報見てびっくりした! David
Peel Boxなど次々と驚きの音源をリリースするキャプテントリップ・レコーズから、柴山俊之(サンハウス、Zi:LiE-YA)と花田裕之(ルースターズ、Rock'n'
Roll Gypsies)によるアコースティック・デュオ“KIKU-HANA”のライヴCDがなんと4タイトル同時発売!
しかもタイトルが『菊花賞』(笑)。収録曲も実に多彩で、「夢見るボロ人形」「ふるさとのない人達」など(柴山俊之/鮎川
誠)の黄金コンビによる代表曲はもちろん、「黄昏のビギン」「ブルーライトヨコハマ」「蘇州夜曲」といった昭和の名曲の数々が、花田のクールなアコギと菊のブルージーな歌唱によって新たな息吹を吹き込まれている。そして、ライヴをそのまま収録というコンセプトによってその場の臨場感や息づかいまでが一緒に伝わってくる。財布の中身と相談しながらコツコツ揃えていきたいアイテムだ。(LOFT/PLUS
ONE:Um:E-Zo) |
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GREAT ADVENTURE / GREAT
& FUNKY
TOCP-66367 1,980yen (tax in) / IN STORES NOW |
FUNK&サイケなロックに、とっても冷めた英詞を乗せて唄う3人組は「UKからやって来た曲者達!?」と思いきや、実は全員日本人だって…。生意気さの中にも堂々たるものを感じる“GREAT
ADVENTUREのROCK”に正体不明のまま圧倒されたLIVEでのこと。その時、これはもしかして大変なバンドが出現しちゃったかも?
という驚きと焦りと期待を抱いたのは私だけではないはず!
デジタル・エフェクトの駆使に変態気味のパフォーマンスを加えても疾走感が損なわれない音は、軟弱気味のルックスに反して芯にぶっといロックのグルーヴを備えているから!
初のアルバムをリリースしたばかりの未知なる彼らの力量に、かなり期待しています。(NAKED
LOFT:赤塚 裕) |
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COCOBAT / 12 STEPS
TFCC-86175 1,890yen (tax in) / IN STORES NOW |
新曲5曲を含むココバットのNew EPが完成!!
10年以上にわたり日本のヘヴィ・ロックを常にリードし、未だシーンのトップをひた走る彼らの、ニュー・アルバムへの布石となるであろう新曲5曲を含むミニ・アルバム。収録曲目は全10曲。うち5曲は新曲で、4曲は現メンバー時のライヴ・トラック。残りの1曲はカヴァー(The
Willard)。新曲5曲は“チョッパーのスラップ・ベースと、スラッシュ・メタルのギターと、ハードコアなヴォーカルの融合”といった結成以来のココバット・サウンドを踏襲しながらも、新ギタリスト
Seiki の貢献度も大きくアップし、バンドとしての一体感が更に強調されたシンプル&ストレートな傑作!
ジャケットはこれまでの作品同様、パスヘッドの書き下ろしです。更に特典で、前アルバムから「FIRE
ANT」と新曲「ALIGATOR」「SNA (DE) KE」のビデオが追加収録されています!
「ALIGATOR」は、新宿LOFT、BARステージでの貴重なライヴ映像です!
4月19日(火)新宿LOFTにて、この『12 STEPS』の発売記念と LOFT6周年を兼ねた久々のワンマン・ライヴを開催致します!!!!!!
本公演がドラマー“Ryo”のラスト・ライヴとなります! お見逃しなく!(新宿LOFT店長:東田慎二) |
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Sister Paul / RIDE MY MOTORCYCLE
EHCD-0004 2,000yen (tax in) / IN STORES NOW |
ファルセット男声とアルト女声の倒錯ツイン・ヴォーカル、それが活き活きと活きまくる驚異的な楽曲、圧倒的なスピード&グルーヴでたたみかけるライヴ・パフォーマンス等々、とてつもなく心地良く格好良いグラムパンクロック・バンド、シスターポールの4thアルバム。全9曲どれもこれもがこれまたもう本当に超格好良い。1曲目から全速力のオートバイに跨りっ放し。個人的に捨て曲なし。
7年ほど前にシスターポールを観て以来の大ファン(学生時代やってたバンドでは1stと2ndに収録されてる名曲「ハローベティーちゃん」をカヴァー。CDは当然、缶
バッチやステッカー、Tシャツだって持ってる)なんで、とても待ち焦がれてました。あ、でも、ライヴを頻繁にやってたこともあってか、待ってたくせに気付かなかったのですが、前作『Howl!Howl!』からなんと4年ぶりのアルバム。ライヴ観るたびに「新譜まだかなぁ」と思ってたのですが、まさか4年も待ってたなんて!
いやはや、待つってのも良いもんです。兎にも角にも、迷わず聴けよ、聴けば判るさ。マスタリングは中村宗一郎さんです。
The Knackの名曲「My Sharona」をこれまたとてつもないほど格好良くカヴァーした先行シングルも発売中!
レコ発ツアー・ファイナルは4月8日(金)下北沢CLUB251! 迷わず行けよ、行けば判るさ!(LOFT
CINEMA:ミヤギツヨシ) |
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6 (six) / LA ROCKKA DEVIL
ZTEGV-1008 3,150yen (tax in) / IN STORES NOW |
私が兼ねてより大ファンのバンド「6」の初のDVDが先日発売された。今回のDVDは約1時間という枠の中で、6の様々な魅力が凝縮された1枚となっている。ライヴ映像は勿論のこと、メンバー・インタビューやレコ−ディング風景、バックステージの様子、プロモーション・クリップなどなど、貴重映像も盛りだくさん!
また全部通して1つの作品としてもカッコイイ仕上がりになっているので、そこも見所と言えるだろう。ライヴに足を運んだ人も、残念ながら足を運べなかった人も、充分楽しめる内容だ。
“6=ロック”でもただ単にノリノリのニッコニコでロックンロールしている風には感じ取れない。現在ココに立っていることを確かめるかのように1曲1曲を大切に唄い上げる藤崎氏の姿、気取らず正直なステージング、且つ熱い情熱を持ち合わせている彼らだからこそ成せる等身大のライヴ。同性ファンが多いのもそういったところからなのかも知れない。汗がテレビ画面
から飛び散ってきそうだ。私はこのDVDを見始めたらいつの間にか最後まで目が離せなくなっていた。6のライヴには人を惹き付ける力があるのだ。
結成以来、勢力的に活動を続けるバンド「6」。この更なる魅力は“ライヴ”で感じることができるだろう。
*WEBコラム『歌舞伎町24時』2/23〜3/23を藤崎氏が担当!
http://www.loft-prj.co.jp/(新宿LOFT:どうきょうみゆき)
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SPIRAL CHORD / 脳内フリクション
RLCA-1072 2,000yen (tax in) / 4.27 IN STORES |
初めての北海道、初めての一人インタビューなど“初めてのおつかい”バリに初めてづくしな3月半ば。北海道は暖かくなってきて、寒さが苦手な西村でも大丈夫でした。たまたま暖かくなってきたタイミングでしたが、個人的にヘラさん(SPIRAL
CHORD:Dr)が暖かくしてくれたと思ってます。あの人ぐらいになると気候も動かせるんじゃないか?
と本気で思う。さすが接待部長(北海道支部)、2日間も車を出してくれてほんと楽しかった。ラムシャブを自宅にて食させて頂き、「憲太郎が言っていた鍋にレタスはあんまりだな〜」と言ってケタケタ笑っていた竹林夫妻。ホテルの方向と自宅が同じ方面
だからと送ってくれて「ぶっちゃけ道間違えて凄く遠回りだ」と笑った、ちょっと太ってきたエビ君。仕事は辞められた?
北海道に行って本当に良かった。最高な時間でした。この場を持ってお礼を。
帰り飛行機まで時間があり、じゃがポックルを探し出したらAir
Doのフライトが1時間も遅れるのでロビーでビールをたらふく飲み、浜松町で帰りの電車がないと困った顔をしていたサンチェ(ex.キウイロール)、同い年というのも含め、あの弛緩を過ごせたのは何かの運命を感じるのでお互い敬語はもうやめよう。浜松町からどうやって帰ったか知りたい人はサンチェまで。(下北沢SHELTER店長:西村仁志) |
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throwcurve / ミライエコーE.P.
OWCS-101 1,000yen (tax in) / IN STORES NOW |
ある晴れた日の午後、バンド自ら作品を持参してくれました。いつも彼らは新作が出来る度に、意気揚々とその作品を持ってきてくれます。その度に熱心なプロモーションを私にしてくれるのです。健気に話してくれる姿と、実際演奏している姿との豹変っぷりに私は毎度度肝を抜かされます。今回の作品は、1st
album『Retro Electric Mother』発売以来の約8ヶ月ぶりのリリース。それまでに、数々のライヴ・イベント(野外フェスティバル、大阪で毎年開催されている『MINAMI
WHEEL』等)に出演する等、じわりじわりとそのバンドの評価が高まってきています。類い稀なるそのポップ・センスと、どこにも属さないその独自の楽曲は、聴く者を“ハッ”とさせるものがあります。そして、今回のこのジャケ!
Vo&Gの中村氏のデザインなんですって。なんか、本当マルチな子だなぁ〜。最後に、まだthrowcurve未体験の方はこのシングルからでも是非体験してみて下さい。そして、ライヴも頻繁に実施しております。合わせて、要チェック!!(SONG-CRUX:樋口寛子) |
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セカイイチ / 石コロブ
TFCC-89133 1,050yen (tax in) / 4.06 IN STORES |
セカイイチを語る上で欠かせないのが、今は不在の彼氏。当時、付き合っていたこの彼は強度の音楽マニアであり、アンテナを張り巡らせて新人アーティストの発掘にも余念がない人でした。そんな彼が唯一、私にゴリ押ししたのがセカイイチ。普段はポーカーフェイスな彼が「ハナレグミの声にそっくりでロック&ファンキーなバンドが出てきた!」と熱弁を繰り広げ、『ふりだしの歌』を聴かせてくれたことを今でも鮮明に覚えています。それから縁あって初ライヴを体感。凄いライヴを観ると呆然と立ちすくむとかよく言うじゃないですか、いやいやそんな程度じゃありませんよマジで。いやぁ〜実際、足が砕けて立ってられませんでしたから。あれからあっという間にメジャー・デビュー。数々のバンドとの共演や、新たな環境での音作りに刺激を受け一回りも二回りも骨太になったサウンド。彼らの持ち味である人間臭さと温度感が共存する歌詞。「サイフは捨てて
ギターを握って」とは一途で一本気、不器用な男の激情ソングだ。春の匂い漂うこの頃、淡く切ない思い出と共に『石コロブ』が胸に突き刺さります。それにしたって凄い名前だ!
セカイイチ!!(SONG-CRUX:加藤恵美子) |
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曽我部恵一 / 無政府主義的恋愛
ROSE-0016 2,500yen (tax in) / IN STORES NOW |
2004年11月から2005年1月まで全国約40ヵ所を盟友ダブルオー・テレサと共に怒濤の如く駆け巡った〈無政府主義的恋愛ツアー〉。そのツアーを収めた曽我部さん初のDVDが発売されるわけですが、内容が“スペシャル・エクステンデッド・エディション”な事態になっていてもう大変です。
まずツアーを象徴する一晩として選ばれたのが曽我部さんの故郷でもある香川県高松市DIMEでのライヴ。1曲目からアンコールのラストまでの2時間40分、全27曲を編集なしノーカット完全収録!!
初期衝動的な勢いと曽我部さんのロックでパンクな部分が前面に出されたそのライヴ・パフォーマンスは必見であります。「セブンティーン」「ねむれないあの娘のために」など新曲もとても素晴らしく、ニュー・アルバムへの期待も高まります。そして特典映像がなんと87分!!
トータル約4時間にも及ぶ至れり尽せりな内容でお値段\2,500也。価格破壊ですよ、ほんと。
このDVDは曽我部さんの愛がぎっしり詰まったロックンロール・ドキュメントなのである。(LOFT/PLUS
ONE:白井絢介) |
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デジマンズ / 夜の虹
IFRD-0033 1,600yen (tax in) / 4.27 IN STORES |
長崎出身の3ピース・バンド、デジマンズ。念の為言っておきますが、デジマンズはデジタルのデジではありません。出島のデジだそうです。なので第一印象で曲もデジタルな音を出すと思ってしまいがちですが、ノンノン違います。ギターを掻き鳴らし、情熱的で感情を剥き出しに本能の向くまま唄うヴォーカル、ベース・ドラムの低音は体全体にズシズシと響き渡り骨太なサウンドを作り出す、まさに男気溢れる侍ロック。基本的にはベースやドラムががっしり存在感のあるバンドが好きなので、デジマンズはかなり好きです。
そしてそして、今回リリースされるアルバム・タイトルはロマンティックに『夜の虹』。夜の虹って見たことがないものだし、見れるものではないのかもしれないけど、このアルバムを聴いてたら、もしかして本当に夜に虹が見れるのかもしれない、なんてガラにもないことを考えてしまいました。ヴォーカル高尾氏が作る詩に、ぐいぐいと引き込まれて思わずそんな気持ちになっちゃったんです。
実はデジマンズは『夜の虹』で初めて聴いたんですが、今後も楽しみなバンドです。(Rooftop/WEB班:やまだともこ) |
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NUMBER GIRL / OMOIDE IN
MY HEAD 1 〜BEST&B-SIDES〜
TOCT-25647〜8 3,000yen (tax in) / IN STORES NOW |
ナンバーガールというバンドに対して今更説明が要るのだろうか?
解散してから2年以上経った今でも、彼らの楽曲は色褪せることなく在り続け、多くの人々に影響を与え続けている。結成10年目の今年。彼らの残した音源・映像を発掘しリリースするプロジェクトがスタートした。第1弾の今作品は2枚組となっており、コアなファンは元より初心者に強くお勧めしたい。
BEST盤のDISC-1は、最後に演奏した楽曲でもある「IGGY POP FAN
CLUB」から始まるところが何ともニクイ。初期〜中期〜後期と彼らの進化の過程をざっくり巡ることができる。コアなファンはB面
曲を収録したDISC-2に食指が動くだろう。センチメンタル過剰な楽曲の羅列。ザラっとしたギターの音に心が揺さぶられる。
32Pにも及ぶスペシャル・ブックレットを眺めながらOMOIDEに耽ると、やはりこのバンドは奇跡だったと痛感せざるを得ない。続々リリースされる今後のプロジェクトに期待大!(LOFT
WEB班:アカセユキ) |
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にせんねんもんだい / トリ
NISENNEN-002 1,500yen (tax in) / IN STORES NOW |
LIGHTNING BOLT、HELLA、ALBUM LEAF、LUNGFISH、BATTLES等の来日公演やイースタンユースの〈極東最前線〉にも出演し、話題の3ピース・ガールズ・アヴァンギャルド・ロックバンド。CD-Rで発売されていたモノに、映像を追加した再発盤。
インストでアヴァンギャルドと言っても、あまりドロドロした感じではなく、かといって明るいコード進行とかでもないんですが、カラッとしていて、ポップさみたいなのが感じられます。なんかLIGHTNING
BOLTを聴いた時の印象とも似ていましたが、そんなにハードコアっぽくはないです。すいません、ライヴは観たことないんですけど、とにかく楽しんで音を弾き出している感じで、聴く側も楽しんで聴くことができると思います。
前にも書いた、Melt-bananaのライヴで踊り狂っていた面白カナダ人、クリストファーと話した時も、「Melt-banana以外では誰が好き?」と訊いたら、「にーせんねんもんだいハ、オモシロイヨ〜」と言ってました。(LOFT
RECORDS/TIGER HOLE:大澤慎太郎) |
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HARCO / Night Hike
COAR-0036 1,890yen (tax in) / 4.18 IN STORES |
前作『Ethology』で見せたセルフ・プロデュースから、早くも第2弾セルフ・プロデュース『Night
Hike』をリリース。首を長くして待っていた今作もやってくれましたね〜。こんなにも穏やかな気持ちになって音楽を聴いたのはいつぶりだろうか?
毎日時間と仕事に追われ、「何をそんなに行き急いでいるの?」って自分で自分に問いかけてみたくなる日々ばかりの私が、新作『Night
Hike』を聴いて感じたこと。そして、ポップスって素敵だなぁという当たり前のことを再確認させられたこと。たった6曲収録なのに、とても説得力のある6曲達。少し大げさに聞こえるかもしれないけど、HARCOさんは天才だと思う。そして、ポップス職人として最高な職人であることは間違いない。これからもマイペースにポップスを生み出して行ってほしい。これは私の切なる願い。そう!
『Night Hike』を聴いて一番思うこと。(SONG-CRUX:樋口寛子)
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the band apart / quake
and brook
asg-003 2,730yen (tax in) / 5.11 IN STORES |
このアルバムを聴いた時にMr.Childrenの名盤『深海』を思い出した。その頃のミスチルは数々のミリオンセールをたたき出し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。94年に発売されたアルバム『Atomic
Heart』は300万枚の驚異的セールスを記録。これは記録にも記憶にも残る大ニュースとなり、ミスチル現象を引き起こした。が、そんな彼らが次に放ったアルバムが『深海』。キャッチーともJ-POPの王道とも言い難い驚異的な作品だった。そんなミスチルに通
ずるものを、このアルバムからビシビシ感じる。the band apartの2ndアルバム『quake
and brook』は、前作で付いてきたファンが振るいに掛けられる作品であることは間違いない。バンドとリスナーの間に作られている壁をビンビン感じた一枚であり、リスナーに対して「この壁ブチ破って入ってこい!」っていう挑発的な作品でもある。今じゃない、今をやっていないからこそ格好いい。それは流行っているとか、みんなに受け入れて欲しいとかそんな薄っぺらなものじゃなく、本能から導き出された音像。完全なるオリジナルを確立し、時代の先駆者となった彼ら。次号Rooftopにて遂に初の表紙&巻頭を飾ります!(SONG-CRUX:加藤恵美子) |
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BEAT CRUSADERS / FEEL
DFCL-1188 1,223yen (tax in) / 4.13 IN STORES |
そろそろ全国にビークル中毒が蔓延するか!?
アルバムの発売を家で踊りながら待っている皆様、朗報です。某癒し系アルバムのタイトルと被っておりますが(笑)、待ちに待った新曲が届きましたよ。
今やあまり聴かなくなったような8ビートの疾走感と、たまらなく甘いギター・サウンドたっぷりなこの4曲は、日々の喧騒とIT情報化社会に追われている私たちにキラキラとしたメッセージを残してくれます。個人的には四つ打ち大好きですけど。またジャケットがいやらしいくらいに、現実離れを引き起こします。むふふふ。このうち2曲はアルバムには未収録で、「SIBERIAN
GIANT」に至ってはRe-Recordingという、なんと太っ腹な。 『BECK』のサウンドトラックも発売しておりますし、アルバムへの期待に胸膨らませ、ツアーへの体力温存のために、この「FEEL」を聴いて、お家で踊って待ちましょう。(新宿LOFT:あっこ/最近、某M字開脚のタレントに顔がよく似ていると言われてます…) |
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FUGAZI / NANCY, FRANCE TERMINAL
EXPORT |
www.fugaziliveseries.com
にて通販のみ販売
西村初北海道にて、SPIRAL CHORDインタビューでゲンドウ氏宅でRooftop3月号を眺めていると、「あれ?
ニシのCDレビュー、フガジ? 次で4枚目? 全部買ったんだ? バカだね、俺も買ったけど!!」。人がうじゃうじゃいる東京でも全セット買った人はいなかったのに、北海道でそんな鬼畜に会うなんて…さすがっす、兄貴。
で、フランスでのライヴ。今回なんと2枚組(でもCD-R)。今回の聴き所はDISC-2の1曲目「BAD
MOUTH (IN PROGRESS)」。プログレスって??? 聴いたら結構なアレンジになってました。IANが普通
に唄ってGUYがアドリブっぽく追いかける、キメなども入れ込んでいてかっこよし。あと、このシリーズで初めて名曲「REPEATER」(DISC-2の9曲目に収録)が入ってた!
リピーターっつったらPA小川が一番好きなアルバムのタイトル曲。小川についてはまた後ほど。(下北沢SHELTER店長:西村仁志) |
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hare-brained unity / SAYONARA
e.p.
ATRT-003 800yen (tax in) / IN STORES NOW |
昨年ファースト・ミニアルバム『光 -hikari-』でCDデビューを果
たしたhare-brained unityの、ファースト・マキシシングル『SAYONARA
e.p.』がリリースされました。M-1の「サヨナラトーン」は、春の旅立ちの歌。この詞を読んでいたらふと、高校時代に付き合っていた人のことを思い出しました。編集者を目指し専門学校に通
うため上京した私と、地元で就職を決めた彼氏。離ればなれになるということは判っていたけど、寂しさに押し潰されそうだったあの時のこと。でも、夢を現実にするために走り始めていたあの日のこと。一気にフラッシュ・バックしてきました。布谷氏が書く詞に胸がキューーンとなりました。でも、メロディはギター・ロックに独自の和的ポップ感をミックスし、ディスコ風な踊れるサウンド。聴いていて自然と体が動き出してしまうロック・チューン。
4月9日は新宿ロフトでのライヴも控えているという彼ら。きっとライヴもとてもステキなステージを見せてくれると思います。楽しみにしています。(Rooftop/WEB班:やまだともこ) |
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ムック / ココロノナイマチ
POCE-6906 1,050yen (tax in) / IN STORES NOW |
2005年第1弾のSINGLE CD「ココロノナイマチ」が3月30日に発売された。
ムックのLIVEをLOFTで観たのは、何年前だったろうか…。長い期間BANDを続けていれば、少なからずともBANDのSTYLEは変化していく。私が大好きだったBANDも時代と共に少しずつ変化していった。
「ココロノナイマチ」。この曲を聴いて驚いたことがある。私の生活とダブる場面
が歌詞にあるのだ! 曲の1番最初の詩“目覚めは今日も最悪/深夜テレビを見すぎたせいで”
そう、今日も昨日も目覚めは最悪だった…。他にもあるが、あえて伏せておこう。心理的な歌詞にも、今の私と重なる部分がチラホラとあった。この曲はスピード感ある曲調&聴き易いメロディ・ラインで、ポップさも感じるがダークさも感じた。
そして「月の砂丘」。この曲は「ココロノナイマチ」とは曲調は対照的だが、このダークさがとても心地良い。私が今まで聴いてきた音楽は、大体カップリングはそのBANDの独特な部分を感じさせる。そんな独特な音と詩の世界がまた興味をそそる。
4月から春のツアーが始まるムックに今後も期待大だ! 変化した彼らのSTYLEをLOFTのSTAGEで観てみたいものだ。(新宿LOFT:キラ☆) |
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used knowledge / come around
ep
TRM-006 1,000yen (tax in) / 4.17 IN STORES |
随分朗らかーな仕上がりになったナァ〜って感じました。形式的に4人組イケメンロックバンド(笑)のくくりではあるが、凝りに凝ったギターにいつも踊らされてしまうベースがはっきり言ってダンス・チューンのM-2「夜明け前」が収録されることを先に聞いていたもので、どれだけ激しい音源が出来上がるのかとドキドキしていました。M-2のヴォルテージの上がり具合はそのままに、しかし、M-1「come
around」とM-3「slow」は、しっとりと優しく慎ましく穏やかにユーズドノーリッジがいかなるバンドかを教えています。アンプラグドも器用にこなし、そこでの刺激をバンド全体に還し向上。ハイラインレコーズだとそのCDが先着50名様に贈られるそうですょ、相当太っ腹です。
4月17日(日)@251レコ発イベント『TRANCE MISSION vol.6』、どうせ最前ド真ん中でひたすら横乗りでしょ、私。ライヴの模様はM-4「STRIKE
(LIVE ver.)」でお好きなだけ復習下さいませ。(LOFT PROJECT経理:中南沙月)
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V.A. / 『邂逅』KAIKOO
発売製作:POPGROUP FILMS 3,465yen (tax in) / 4.20 IN STORES |
DJ BAKUが偶然/必然によって“邂逅”してきた世界でも飛び抜けた才能を持つ異端児達(グラフィティ、ターンテーブリスト等)との5年間の映像を、BAKU本人の監修により完全パッケージ化したドキュメンタリー。『KAIKOO/邂逅』…自分達の信じた道を一歩一歩ゆっくりゆっくりと歩く、ストリート、インディペンデント・カルチャー、そして最新クラブ・カルチャーの極東最前線がここにある。出演アーティストは、DJ
BAKU、DJ KENTARO、whakhakha(DJ KLOCK, DJ BAKU, TATSUKI)、GOTH-TRAD、REBEL
FAMILIA、MSC、DJ MIYAJIMA、KEN-ONE、RUMI、降神、OIN。2005年それぞれの“邂逅”は、現在日本のみならず海外でも火が付き始めている……。
本作品は日本以外でも、ドイツを中心にヨーロッパ全土、アメリカではDMC
USから発売されます! 新宿LOFTでもお馴染みのアーティストたちが多数出演しております!
スペシャル映像としてDJ BAKUのPV+本編以外にも、危ないアーティストのライヴ映像を収録!(新宿LOFT店長:東田慎二)
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