2016年12月
ReDEMOS(リデモス)Presents Vol.3
それ、本当に自己責任?〜若者にブラックな社会、どうにかしないとヤバくない?〜
OPEN 19:00 / START 19:30
料金:一般¥1500、学生は無料(要学生証)
※別途ドリンク代(¥500〜)が必要です。
※予約受付中(予約者優先。整理番号順の入場となります)
このイベントの予約は締めきりました。
【出演】
稲葉剛(NPO法人自立サポートセンター・もやい理事)
大内裕和(中京大学国際教養学部教授/教育社会学)
山尾志桜里(衆議院議員/民進党)
藤川里恵(AEQUITAS)
諏訪原健(ReDEMOS)
「若者の貧困」って、聞いたことありますか? しばしば10代後半から30代を「若者」と呼びますが、若者を取り巻く状況はかなりハードなものです。
大学生の生活を見てみましょう。日本の教育費は高く、奨学金もほとんどが利子付の貸与型です。現在、大学生のうち半数近くが奨学金を借りていますが、その平均借入額はなんと約300万円。長期にわたって返済をしなければならず、かなりの負担となります。
多くの若者は学費や生活費をアルバイトで稼ぎながら、大学に通います。しかしアルバイトの状況についても厳しいものがあります。たとえば、「ブラックバイト」と呼ばれる悪質な労働環境が、大学生の勉強する時間や体力を奪っています。
大学卒業後も安定した生活が待っているとは限りません。非正規雇用や派遣労働などの比率が高まっており、「ブラック企業」で使い潰される若者もいます。
若者の問題に対して、「がんばりが足りないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、若者が抱える生活や労働の困難は、本人ががんばれば、どうにかなるものなのでしょうか? 今回のReDEMOSのイベントでは、 教育・労働・福祉など、多くの現場にかかわってきたゲストの方々と一緒に、「若者の貧困」について考えていきます。