2013年6月
今、何が起きているのか?〜福島県真実の報告書:双葉町から日本を考える〜
OPEN 18:30 / START 19:30
予約¥1,000 / 当日¥1,300(共に飲食代別)
WEB予約受付中→コチラ
【出演】
石澤治彦(双葉町ネット代表)
平山誠(参議院議員・みどりの風)
座間宮ガレイ(ブロガー・素朴な質問をする人)
他、登壇要請中
協力:双葉町ネット、Team LINKS
原発事故を起こした福島第一原子力発電所は双葉郡大熊町(1〜4号機)と双葉町(5〜6号機)にまたがって立地している。その中で双葉町だけは県外への避難を行ない、3月末に埼玉県加須市へ役場機能も含めて設けた。それは井戸川克隆町長(当時)の「情報は必ず隠蔽される」との思いからで、果たして事故後の政府・東電の発表は予想どおりのものであった。しかし帰郷の念を利用して、あるいは施策的に半ば強制的に福島県内への帰還を迫られている状況である。
ことが起きても国は責任をとらない、とる方法さえ模索しない。仮に戦争が起きたことを想像してみよう。その時、この人に対する事故処理を考えるとどのようなことが起こるのだろうか? そしてその帰る先は子どもたちにとって許容量を超えて被曝する処なのだ。今もそうしたところに暮らす人がいるのだ。
・ 事故後、双葉町の置かれた状況とこれから行なわれようとしていること
・ 除染の実態と数値の捏造の手段について
・ 原発事故に関して、子どもたちにとってすべきことは何なのか
・ 現地調査レポート(5月16日:伊達市、浪江町)
【パネリストのプロフィール】
石澤治彦(いしざわ・はるひこ)
1965年生まれ。双葉町ネット代表兼雑用係
多感な時期を双葉町で過ごす。
元原発作業員。福島第一原子力発電所、六ヶ所村核燃料再処理工場などで働く。10年程前より放射線被曝によると思われる複数の病気で就業不能になり、家族に治療費等の経済的負担をかけたくないとの思いで離婚。以後弘前市にて生活保護などで生活。
2013年3月「双葉町ネット」をFacebook上に立ち上げ、被災者の実情や除染作業の現場など生の声を伝える作業を始める。4月22日には参議院会館にて国会議員を交えた報告会を開催、5月5日付の毎日新聞紙上で原発作業員の労働実態など隠された情報の実名告発を始めた。
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平山誠(ひらやま・まこと)
1955年生まれ。参議院議員(みどりの風・愛知県第一支部長)
28歳で広告・TV企画制作会社を設立、代表取締役就任。
2003年政策機構チームニッポン設立。2005年新党日本結成に参加。
2009年8月30日参議院全国区比例名簿にて新党日本枠で参議院史上最低得票数!で繰上げ当選。2012年末、「みどりの風」再結成に参加。
「未来に負の遺産を残さない」との想いで、東日本大震災、原発、奨学金などの政策課題に奔走。昨今の参議院環境委員会で安倍晋三首相や石原伸晃環境大臣に辛辣な質問を浴びせた姿は記憶に新しい。
平山誠・公式サイト