2017年11月
2017年のマンガの語り方
~兎来栄寿が迫る、みなもと太郎はHUNTER×HUNTERをどう読むか?〜
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥2,000/当日¥2,500(要1オーダー500円以上)
前売りはe+にて10/28(土)12:00より発売開始!
【出演】
みなもと太郎
プロフィール
マンガ家・マンガ研究家。
1947年、京都府生まれ。1967年、20歳のときに少女マンガ誌『別冊りぼん秋の号』でマンガ家デビュー。2004年、歴史マンガの新境地開拓とマンガ文化への貢献により、第8回手塚治虫文化賞特別賞受賞。2010年、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。社団法人日本漫画家協会参与。「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門審査委員、手塚治虫文化賞審査委員、文化庁芸術選奨推薦委員、選考委員などを歴任。2017年岩崎書店より「マンガの歴史」刊行。
兎来栄寿
プロフィール
10歳の頃から神保町やまんだらけに通い詰めジャンプ作品からトキワ荘・大泉サロン作家まで読み漁っていた生粋の漫画愛好家。少年青年少女漫画からBL・百合まであらゆるジャンルを愛する。漫画を読むのは呼吸と同じ。自分を育ててくれた漫画文化に少しでも恩返しすべく、日々様々な作品の布教活動を行うマンガコンシェルジュ。
みなもと先生はマンガ家でありながら、
おそらくマンガを語り始めた最初の世代であり、その第一人者である。
一方、兎来栄寿さんは若手の論客として登場しながらも、
その射程を現代のマンガだけに限らず、遠い昔から俯瞰的に語ることで、
頭角を表した新進気鋭のマンガの語り手である。
お二人に共通しているのは、今の時代におけるマンガの語り方のある種の難しさだろう。
そしてそれはインタネットで誰もがマンガを語れるようになったいま、
多くの人にとっても重要なテーマとなっているのではないだろうか。
そこで今回はそんな多くの人にとって関係が深い「マンガの語り方」について、
お二人にお話を伺いたいと思います。
マンガは語られることによって、これからどんどん面白みや深みが増してくるのではないかと考えます。
その意味でこのイベントがきっかけに日本のマンガを語ることの文化がより発展することを願います。