2015年1月

31(土)

深夜の部

LOFT PLUSONE WEST PRESENTS 宗右衛門町トーク祭

「東京電撃映画祭レイプゾンビ完結記念一挙上映」in 大阪


OPEN 24:00 / START 24:30

前売¥3,000 / 当日¥3,500 (共に1オーダー必須(¥500以上))

※前売りチケットは12/21(日)ローソンチケット【L:59899】&イープラス&電話予約にて発売開始

※ご入場はローソンチケット&イープラス→店頭電話予約→当日の順となります。
電話予約→ 06-6211-5592(16時~24時)

LOFT PLUSONE WEST PRESENTS

●上映作品
「レイプゾンビ LUST OF THE DEAD」
童貞オタクをのぞく世界中の男が不死身のレイプ魔と化す。襲われた女は中出しの毒で即死。息の根を止めるには、チンポを斬り落とすかキンタマを撃ち抜くしかない。サバイバルする女たち。折しも某国からの核ミサイルが東京に飛来。人類に未来はあるか?

「レイプゾンビ2&3 LUST OF THE DEADアキバ帝国の逆襲」
核 攻撃後の東京に勃興するアキバ帝国。彼ら童貞オタクはレイプゾンビをリア獣と呼んで使役し、パシらせて生き残った女たちを狩り立てる。迎え討つ女村(アマ ゾン)避難所防衛隊。一方、レイプゾンビの先走り汁で産まれた新人類を殲滅するため、米国からアンドロイド兵士が送り込まれる。男女の断絶で世界は終わ る!

「レイプゾンビ4&5完結編 LUST OF THE DEAD新たなる絶望」
ア ンドロイド米兵に殺された恋人を助けるために、三股バイブレーター(仮)でアクメリープを繰り返すヒロイン。因果律を書き換えて現在過去未来を変えること はできるのか? 一方、成長した新人類は両性具有だった。男女の断絶とは無縁の存在に後を譲って人類が滅亡するのは、生命進化の必然なのか?

※深夜24時から翌朝5時までのオールナイトイベント! 約四時間半、
ノンストップ上映しっぱなし喋りっぱなしのオーディオコメンタリー上映スタイル!
サンダーボルトガールズたちの半裸給仕で飲み食いせよ!

【トークゲスト】
ももは
小司あん
衣緒菜
中沢健
友松直之(監督)

【ライブゲスト】
アリスセイラー
KARAふる

【サンダーボルトガールズ】
倉沢いちは
おみなえし
黒木歩

 

 

●問い合わせ
東京電撃映画祭実行委員会(アウトサイド内)
TEL:03-6272-3809

○レイプゾンビが完結した。思えば長いような短いような四年間。第一作の製作開始からは足掛け五年。企画からだと七〜八年は経つだ ろうか。まあ元々の発想は高校時代の部活映画だからそこから勘定すれば構想三十年というえらいことになってしまうのだが。それはさておきCS放送などの二 次三次利用なくして製作費の回収が難しい昨今の低予算Vシネマ事情にあって、レイプとゾンビという放送二大タブーど真ん中の本作は、あちこちのメーカー、 映画会社に門前払いをくらい続けて一時は断念した企画であったが、アルバトロスの気紛れ英断に拾われ、タイトルのわかりやすさと馬鹿馬鹿し過ぎて誰もやっ ていなかった「人が死んで最後に残るのは食欲ではなくて性欲」というネタが面白がられて広く(と言っても知れてるが)認知され、レンタルと国内外のセルで 無事製作費を回収し、続編2&3さらに今回の完結編4&5が製作されるに至ったことは僥倖と言うしかない。職業監督歴二十年を数える俺友松であるが、本作 については実は脚本料監督料を一円も計上しておらず、全てを現場に注ぎ込んでいる。著作権放棄契約もVシネマの常だ。その代わりに国内上映権をもらってい るわけだが、イベント興行ごときで利益が上がるわけもなく、まあぶっちゃけ持ち出しの大赤字である。それでもプロかとの批判は甘んじて受けよう。我々は職 業人であると同時に趣味人でありファンでありマニアであり、自腹を切ってでも世に出さなければならない作品というものが確かにあるのだ。もうね、わしゃこ れで撮るべきもの撮りたいもの自分が観たいものは全部撮りました。明日廃業しても悔いはありません。しないけど。さてそのようにしてめでたく完成したレイ プゾンビシリーズであるが、2014年夏に劇場公開し、第六回東京電撃映画祭として毎度の阿佐ヶ谷ロフトAでもオーディオコメンタリー一挙上映を果たした のであるが、この度はロフトグループ系列大阪支店とも言うべきロフトウェストに御呼ばれだ。何でも集客の振るわないロフトウェストに東京で評判のよかった イベントを招待再演させようという企画らしく、お声掛けは非常に光栄である。おお、大阪とは我が生地にして聖地。俺友松が高校の部活で映画を撮りはじめ撮 り続けたまさにその地である。しかしながら大阪人の気質として東京からの輸入物には興味どころかアンチに回るからこの企画自体逆効果ではないかと思わなく もないがまあいいだろう。便乗して故郷に錦を飾る。恥をさらす。知ってるあなたも知らない君も、名物電撃女の半裸給仕で飲み食いしながら、我らがレイプゾ ンビの終焉を見届けようではないか。今さら付け足しのように断っておくが、この映画を観たことであなたの人生に何らプラスになることはない。はっきりと時 間と金と体力の無駄遣いと考える向きもあろう。どう考えても世界にとって不必要なゴミ映画、クズイベントかもしれない。だがしかし俺としては毎度お馴染み シェイクスピアのリア王の台詞を引用するのだ。「必要なものしか求めないなら、それは鳥や獣の生活と変わらない」いいから黙って観に来いや。
(文責 友松直之)
友松監督 ブログ

http://ameblo.jp/n-tomomatu/archive1-201412.html