【中尾諭介プロフィール】

 


 高校時代、友人と組んでいた漫才コンビで吉本興業主催の「全九州お笑い選手権」でグランプリを獲得する。その、非凡な経歴と才能は、当時から頭角を現わし、「一芸入試」で見事大学へ進学。上京。 “ビッグになってやる”漠然としつつも、強烈な情熱に駆られ、演技の勉強をする傍ら路上でアコースティックギター片手に弾き語りを開始。ルーツであるジャパニーズフォークや童謡を唄いながら、オリジナル曲を作り始める。自らの心情を一糸まとわぬ 言葉、声で唄う中尾の姿は激情的であり、当時同じ大学の別のバンドで活動していた吉田・草場・八谷(現In the Soup メンバー)の興味を引く事となる。そして彼等の猛烈なアプローチにより1996年「In the Soup」を結成する。 2000年5月メジャーデビュー後、独特の宮崎訛りに加え、その天性のキャラクターが多くの人々の支持を集めることになる。これまでマキシシングル7枚アルバム3枚をリリースし、中でもNHK教育テレビ「真剣十代 しゃべり場」のテーマソングとなった「グリーン グリーン」はロングセールスを記録する。日本における大型野外フェスのほぼ全てに出演し、2001年2002年と2年連続10月6日に日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブを敢行。観衆を引き込む絶対的な中尾のパフォ−マンス、それを支える3人の圧倒的な演奏、ルーツの異なる彼等の化学反応はライブにおいて最大限に発揮される。2003年1月全国7大都市におけるワンマンツアー、そして最終日2月1日SHIBUYA-AXも大好評のうちに幕を閉じる。
 またIn the Soupは通常のライブブッキングとは別に「学校出前ツアー」と題し、一昨年多発した少年犯罪に「少年は何故ギターではなくナイフを持ってしまったのか」という疑問を抱き、無報酬で直接学校等に出向くライブを行ってきた。幼稚園〜高校等、学校は勿論、老人施設・児童更正施設・病院・美容室・工場に至るまで。小さな子供からお年寄りまですべての世代に、“音楽で「何か」を共有できれば”という彼らのまっすぐな気持ちのエネルギーは各会場で、興奮と感動を沸き起こして行った。2002年9月には愛知県西尾市にて「出前ツアー」の集大成とも言えるイベント「家族〜音楽・絆〜」を企画、10日間余りに及んだこのイベントは全世代、街全体を巻き込み大成功を収める。 テレビ、ラジオのパーソナリティー等にも抜擢され、数々の番組においてその独自の感性を披露。特にSSTV「厳流」(01.10〜03.03)においてはMC役として毎月様々なミュージシャンを迎え、一対一のガチンコトークを繰り広げる。中尾の発する不器用ながらも人間臭い、暖かな言葉は、いちMCに留まらない、彼の魅力を視聴者に存分にアピールし得る番組となり、約1年半の長期に渡ってオンエアーされた。

 そして2003年、中尾諭介はバンド活動と平行し、ソロアーティストとしての活動を始める。 声、肉体、魂、全てのパーツを使い「中尾諭介」を表現して行く。そのフィールドは音楽に限らず、今迄以上に多方面 に渡り活動を広げて行く事となるだろう。 可能性は無限であり、それぞれの結果 は強烈な衝撃を必ず与えてくれる筈だ。

中尾 諭介(なかお ゆうすけ)
出身地:宮崎県延岡市
生年月日:1973年6月20日
血液型:A型
身長:178 cm
体重:64 kg