【2016/1/9&11】SHINJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY ロフト巡業「Good Acoustic Tour2016〜ひゅーいと明人の二人旅・関東編〜」
2016年、新宿ロフトが開店して40年を迎えます。その40周年を祝し、1月から一年を通してプレミアムなライブシリーズが始まりました。 1月から2月はV-ROCKの祭典Rock is Cultureを中心に開催、そしてロフトの雰囲気をそのままに全国行脚するロフト巡業を、沖縄ではキノコホテルと、下北沢・水戸では真空ホロウと石崎ひゅーいとで開催しました。 その中から今回は真空ホロウと石崎ひゅーいとのカップリングツアーを写真中心にレポートします。(TEXT:大塚智昭 [新宿ロフト] / PHOTO : 高田真希子)
1月9日東京・下北沢シェルター
昨年の名古屋と大阪のツアーから始まった今回の運命的な二組、石崎ひゅーいと真空ホロウのカップリングツアー、要望の多かった関東編として、東京ではロフトの姉妹店下北沢シェルターで開催。
東京公演のゲストは、aquarifaの岩田真知さんと、the band apartの荒井岳史さんを迎えた。
最初は岩田さんのステージ。アウェーのためか非常に緊張していると言っていたが、歌い始めると凜とした佇まいで真っ直ぐな想いや姿勢がお客さんに伝わりとても大きな拍手が起こっていた。そして荒井さん。本日唯一のバンド編成、the band apartとは違った鉄壁のバンドメンバーでの出演。いつもより歌の暖かみを大事にしながらも、得意とする音と音の中に入り組む楽器のアンサンブルが群を抜いて素晴らしかった。そして今回の先行は石崎ひゅーい。代表曲を中心としたセトリで貫禄のあるステージだった。続く真空ホロウも今回出演した共演者との思い出を踏まえつつ、陰陽のはっきりとしたライブ。久々のTokyo Blue bugは圧巻だった。そしてそのまま二人のセッションがスタート。今日共演した荒井さんのthe band apartから、higherをカバー。二人が高校生の頃に何度も聞いていた曲だそうで、聴き何処のツボをついたコーラスが美しかった。
aquarifa 岩田真知
the band apart 荒井岳史
石崎ひゅーい
真空ホロウ
真空ホロウ&石崎ひゅーい
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1月11日茨城・水戸ライトハウス
二人のふるさと、茨城の名店ライトハウス。何かと新宿ロフトと縁深く、店長の稲葉さんとは年に何度も会う。こちらも最初は岩田真知さんからスタート。一度共演をしているためか、すこし緊張が解けたようで、より深みが増し説得力のある曲で会場を大いに暖めた。続いて、同じく深い縁のある山田将司さんのステージ。冬のミルクや、ピンクソーダなどTHE BACK HORNの名曲から始まり、盟友でもあるcockroachのナンバーも織り交ぜ貫禄のステージを終えた。そして続くは真空ホロウ。定番の名曲矯正視力から始まり、女性に響くシンデレラコンプレックス等を披露。続いて登場した石崎ひゅーいは、おもむろにデヴィッド・ボウイのStarmanを演奏。本日惜しまれながらなくなった、母親の大好きだったナンバーを。そして最後には花瓶の花で会場を感動させた。今回で最後となるセッションでは、最初にシェルターと同じく、共演したTHE BACK HORNの空、星、海の夜を披露。前回ツアーの大阪でも披露したからか、最初から二人為の曲の様に歌い上げた。そしてお互いの曲を歌いあい、大歓声に答えアンコールへ。お互いに向かいあいアカペラで翼をくださいをフルコーラスで熱唱した。
aquarifa 岩田真知
THE BACK HORN 山田将司
石崎ひゅーい
真空ホロウ
真空ホロウ&石崎ひゅーい
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