何をやっても怒髪天の音になる自信がある
──メジャー復帰作となった“花と漢”シリーズ『握拳と寒椿』『桜吹雪と男呼唄』の名刺代わり的な判りやすさに比べると、今度のシングル「俺達は明日を撃つ!」とアルバム『ニッポニア・ニッポン』はこれまで以上にヴァラエティに富んだ、バンドのやりたいことをより明確に打ち出していますね。
増子直純(vo):そうだね。前作はまさに名刺代わりだったし、今回はバンドが進むべき方向に一歩も二歩も進んだ感じだね。前の2枚は新曲ではあるけれどもベスト盤的な趣もあったし、必殺技ばかりやってたからね。ねぇ坂さん?
坂詰克彦(ds):(話を聞いていない)え? ああ…はい。仰る通りです!
──(笑)坂さんが今回の作品作りにあたって気を留めた点は?
増子:坂さんは曲名を見ないと判らないから(笑)。
坂詰:(資料を見ながら)えーとですね…例えば1曲目の「枯レ葉ノ音」、これは早いドラムの音を必要とした曲で…かなり練習してます。
増子:ハイ?(笑)
坂詰:今までにないチャレンジをしたところは…ほとんどの曲がそうなんですよ、リズム的に。実は……。
清水泰而(b):「実はワタクシ、ドラムを叩いておりません!」とか(笑)。
──「最後のひとり」では、真正面からレゲエのリズムに取り組んでいますけど。
坂詰:ええ、ええ。あれは新しい試みですよね。
増子:普段はレゲエをやらないのに、坂さんって実はあの手のリズムが一番得意なんだよね。あと、スネアの音を替えたりしたじゃない? …ってなんで俺が答えてんのよ?(笑)
坂詰:そうそう。いつもは14インチなんですけど、今回は直径5センチ小さい小口径のスネアを使ったりして…。
──それを使うことによって得られた効果は?
増子:ワクワクするね、坂さんが(笑)。
──子供じゃないんですから(笑)。レコーディングの現場監督である友康さんはどうですか?
上原子友康(g):ここ2作、ミニ・アルバムが続いて、それだけじゃバンドの本質は入りきらない、でも間口は広いものを作ろうとはしたかな。「俺達は明日を撃つ!」や「人間バンザイ」みたいに今までの俺達っぽい流れの曲もあるけど、俺達はもともとサウンド・スタイルみたいなものはないし、何をやっても怒髪天の音になるっていう自信があるからね。だから今回は思い切っていろんなタイプの曲を12曲詰め込んでみた。それはやっぱりフル・アルバムだからこそできたことだよね。
──確かに、曲のヴァラエティさにかけては過去随一ですよね。「大人になっちまえば」やメンバー全員が交互に唄う「幸福の配分」にはアコースティック曲を交えたライヴ〈半プラグド〉の成果も出てるし。
増子:そうだね。今回の特色だと俺が一番思うのは、例えば「枯レ葉ノ音」は前のアルバムだったら入らなかったよね。曲として向いてる方向がどちらかと言うと2枚目路線でしょ? でも、それでどこまで自分達らしさを出せるのかを試したくて、敢えてやってみることにした。俺達は2枚目と3枚目の間…2.7枚目くらいを目標としていつも狙ってるんだよね。キッチリ2枚目だとどうしてもシリアス寄りになってしまうから、今までの俺達はせいぜい2.4くらいまでしか振り切ってなかったんだけど、「枯レ葉ノ音」は今までで一番シリアス方向、2.2枚目までは行ってると思う。
──そんな曲を冒頭に持ってくることも今まではなかったですよね。
増子:うん、珍しいと思うよ。これだけ曲相応にこっちが寄り添ったものだから、入るところはアルバムの最初か最後しかないと思った。今までだったら「放吟者」か「〜明日を撃つ!」がまず1曲目に来るよね。この「枯レ葉ノ音」を頭に持ってくることによって、アルバムのトーンが暗く内省的だと思われる危惧もあったけど、まァイイやと思った。俺達がそういうボールを敢えて投げてみたわけだから、それを受け取る側がどう受け取ろうが好きにすればイイって。
──でも、今思えば『TYPE-D』('03年7月発表)の収録曲はシリアスなものが多かった気もしますけど。
増子:そうだね。でも、あれもまだ2.4くらいだった。今回はもっと振り切ってるよ。「枯レ葉ノ音」はホンットに救いようのない、100%絶望の歌だから。そんな歌を1曲目に持ってくることの意味合いっていうかさ、これまでのどのアルバムとも違うと俺は思うし、曲の振れ幅はかなりデカイよ。
上原子:曲によってはホーンや鍵盤を入れたほうが格好良くなるのもあったんだけど、今回はこの4人以外の音は入れたくなかったんだよね。今までは隠し味としてキーボードを入れてたのも、今回は敢えてやってない。曲調が幅広いだけに、ギター、ベース、ドラムっていう最低限の音だけでやり通したかった。
日本人の心を歌にして紡いでいく
──『ニッポニア・ニッポン』というタイトルは、日本の国鳥である鴇〈トキ〉の学名から取られたそうですね。
増子:まァ、言うなれば塩沢(とき)へのオマージュだね(笑)。
──ああ、あのバカデカいメガネをかけてる…ってそれはイイとして(笑)、今や絶滅の危機にさらされている純国産熱血純情派日本男児たる怒髪天というバンドと、絶滅危惧種指定の鴇とを掛けているわけですね。
増子:そういうこと。純日本産の意志を受け継いだ、粋でイナセでグッとくる歌をもはや俺達以外に誰も唄わないってことだよね。俺達は右翼じゃないけど、ある意味Oiパンク以上に日本的だと思ってるから。日本に暮らして日本の風土や文化が好きなのは当たり前だし、日本人には日本人にしかできない表現がある。もちろん、日本にも海外から非難を受けるような悪いところもあるけど、イイところだっていっぱいある。みんな洋モノのパクリみたいな曲ばかりを垂れ流してるけど、俺達は日本人の魂だったり心を歌にして紡いでいきたいんだよ。
──流行り廃りの消耗品としての音楽を否定するつもりはないですけど、怒髪天の音楽はそれとは真逆、替えの利かないものですよね。“軍歌 meets パンク”という画期的なミスマッチの「アストロ球団応援歌(絶叫 ver.)」みたいな曲は特に。
増子:まァ、誰も真似したくないだろうけどね(笑)。ただ、上っ面だけの薄っぺらいラヴ・ソングなんかを聴くと、俺なんかはそいつのケツを釘バットでブン殴りたくなるけどね(笑)。
──それにしても、『桜吹雪と男呼唄』を発表してから僅か8ヶ月で、よくこれだけ充実した楽曲群を1枚のアルバムとして形にしたなというのが率直な感想なんですけれども。
上原子:暇さえあれば曲作りしてるし、それしかやってないから。今回、曲自体は早かったよ。『桜吹雪〜』のツアーが始まる前にはもうほとんどできてたからね。
増子:詞を書く俺が追っつかないよ(笑)。今度出る「銀牙伝説WEED」や「アストロ球団応援歌(絶叫 ver.)」みたいに、テーマって言うか、着地点がちゃんと見えてる曲は世界観が決まってるから割と作りやすいけど、アルバムとかシングルは自分達の世界観を作ってからそこに投げ込んでいくから難しいんだよね。今回のアルバムに対して「派手さが足りない」って言われることもあるけど、きっとこの曲順もあると思うよ。「放吟者」とかアッパーな曲から始まる流れにすると、印象はまた全然変わってくると思う。でもそれは俺達の狙いだから。このフル・アルバムを仮に2枚のミニ・アルバムに分けたら実は相当派手になるんだけどね。
──「派手さが足りない」どころか、1曲1曲の濃厚さたるや大変な密度だと思いますけどね。
上原子:何も制約されずに、その曲に対して感じたものをそのままぶつけて、出すべき音を出すっていう姿勢はずっと変わらない。“ちょっとこのリズム合わないんじゃないかな?”と思っても、それが坂さんが感じて叩いたフレーズなら全然アリだしね。
増子:伝言ゲームと一緒でさ、最初に伝えた言葉が最後は全然違う言葉として返ってくるのと同じだよ。面白いし、スリリングだよ。それもバンド・マジックの一種だと思う。
上原子:最初に自分が曲を作ってる時は、メロディはポップだけどこれがアッパーな曲になるのかどうか、着地点っていうのが見えてない。みんなと曲を合わせてみて、徐々に曲の焦点が絞れてくるんだよ。そこに詞が付いて完成形になっていく。今回は1曲1曲にじっくり集中して作っていって、結果的に12曲揃ってみたら“ああ、こういう関係性があったな”とは思ったけど、アルバム全体のコンセプト的なものは余り考えなかったね。
──それこそ、“一試合完全燃焼!”ならぬ“1曲完全燃焼!”ですよね。
増子:それはずっと変わらないね。自分達がその時々でやれることは全部やり切ってるし、迷いも全くない。「歪ンダセカイ」なんかは、絶望の淵にある詞と明るい曲調のギャップが激しい曲なんだけど、それを如何に自分の中で消化するかっていうのがチャレンジでもあったしね。
この4人である限り限界はない!
──歌詞は内省的なものが多いですけど、曲自体はどれも相変わらず親しみやすいですね。
増子:うん、曲はポップだよね。凄く完成度の高い曲が幾つもあるし。あと、余り作り込んでないって言うか、その場のセッションから生まれたミラクル的な曲もあったりするんだよね。俺自身、完成した時点でそのアルバムには興味がなくなって余り聴かないんだよ。もう次のアルバムのことを考えたりするから。でも、今度の『ニッポニア・ニッポン』は珍しく今でもよく聴いてるんだよね。今までの中で一番聴いてるよ。スタジオで起こった偶然性みたいなものをアルバムに幾つも詰め込んであるから、俺が聴いても面白いって言うかね。だから、余り作り込むのも良くないね。何でもそうだけど、シンプルなのが一番イイ。キッチリ作り込んでおくところと偶発性に身を委ねるところのサジ加減は難しいけど、今回はよくできたと思うよ。
──笑いに喩えるなら、怒髪天はある程度まで作り込んでスタジオに入るドリフターズ・タイプだから、今回は7割のドリフ性と3割のアドリブ性を採り入れたと言うか…。
増子:そう、アドリブは“オレたちひょうきん族”的なね。だから“7ドリ、3ひょう”のアルバムってことかな(笑)。ガッツリ作り込まれたものに対して、現時点で俺は余り興味がないんだよ。現時点で考えていることをそのまま出すのが俺達バンドだと思うしね。7割方作り込んだものに対して、レコーディングの時に自分達がどう出るかを楽しむって言うか、ミラクル待ちを楽しむ。それで実際にかなりの確率でミラクルが起こるからね。
──身を切るような悲しい歌を、そのまま切ない曲調で終わらせないところが今回は顕著ですよね。諸行無常を憂いた「最後のひとり」も、レゲエのリズムから始まってパンク調になるという、逆バッド・ブレインズ状態で(笑)。
増子:そういう面白さは、俺と友康が歌詞とメロディを分業してるからだろうね。俺が曲まで作ってたらそういうふうにはならないだろうし、怒髪天のバンド感みたいなものは出ないんじゃないかな。やっぱりね、この4人の“若者”(笑)が集まることによって起こる化学変化だよね。4人それぞれが考え抜くからこそ、間違いなく曲に深みが生まれてくる。俺は歌詞のことでも「どっちがイイ?」ってシミに一番訊くからね。そうするとシミからは「この漢字、なんて読むの?」って必ず訊かれるけど(笑)。
上原子:曲自体は俺が作るけど、サウンド面でもシミとは綿密に話し合いながら形にしていくしね。
──となると、坂さんはリハで一体何を…?
増子:坂さんは社長のハンコみたいなものだから(笑)。最終的に「最高です!」ってドン!と言ってくれればイイ。シミはなんせ怒髪天のリーダーだから(笑)、俺も友康も意見を訊く。
──と言われてますが、リーダー。
清水:いや、今回はみんなよく頑張った!
増子:感動した?
清水:感動した!
──怒髪天も「痛みに耐え」ましたか(笑)。
増子:坂さんは常に空腹に耐えてるけどね(笑)。まァでも、活動休止前は俺も歌詞のことは誰にも相談しなかったし、友康も曲のことは誰かに訊いたりしなかった。今はバンドをやっていることをより自覚するようになったし、4人でバンドをやることの意義を深く考えるよね。1人で考えてやることには限界があると思うけど、この4人でバンドをやっていれば曲作りにしろ何にしろ、限界はないと確信を持って言えるよ。
上原子:そうだね。俺が作った曲を持ってきてみんなに聴かせると、自分の中で最終形だと思ってたものが面白い具合に覆されていく。「こういうベース・ラインを付けようか?」とか色々な意見が出てきて、結果的にたとえ曲の形が歪なものになったとしても、それがバンドじゃないかと思う。そういうのが今回は一番よくできたんじゃないかな。
清水:「美しき誤解」は、最初友康さんが持ってきた時はバラードだったもんね。
友康:そうそう。アルバム全体のバランスを考えた時に、バラードらしいバラードがないと思ってこの曲を持ってきたんだけど、テンポを上げてみたらイイ感じになった。「優しい雨」にもバラードっぽい要素が少しあるけど、ほんわかした感じの「幸福の配分」みたいな曲もあるし、ここで敢えてバラードを入れる必要もないかなと思って。
──「幸福の配分」は、2005年版「左の人」(『痛快!ビッグハート維新 '95』収録)みたいな趣もありますよね。
増子:そうだね。この曲では4人交互で唄ってるけど、今後は俺以外の3人が丸々1曲唄うのも面白いよね。
──「美しき誤解」は、怒髪天には珍しいラヴ・ソングにも聴こえますが…?
増子:そう見えるけど、実は違うんだよね。昔一緒に肩組んだりして遊んでた友達のことを唄ったんだ。「最後のひとり」とテーマは近いよ。「嘘のように酔いも醒めて」「夜が閉じて熱は下がる」っていう歌詞は、青春の熱さの中にあった俺達の関係性は単なる一時期の熱病だったのか? っていう悲しい歌なんだよ。
新しい扉を開いた手応えを感じる
──とかくアルバムに目が行きがちなんですけど、同時発売されたシングル『俺達は明日を撃つ!』のカップリング曲(「望郷ドラ息子」「アストロ球団応援歌(絶叫 ver.)」)も凄まじくクオリティが高いですよね。
増子:ヤバイって、これ。3曲とも全部違う方向に出っ張ってる、まさに大三角形だから。
──特に「望郷ドラ息子」は活動休止前の怒髪天を彷彿とさせる、軽やかだけど哀愁漂う曲で、歌の主人公とロクでナシの放蕩息子である自分の姿が重なって(笑)個人的にかなり心に沁みたんですよね。
増子:「〜ドラ息子」はまさにR&E(リズム&演歌)だね。自分でも本当に凄くイイシングルだと思うよ。あとね、アルバムで言えば「夕焼け番長のマーチ」は是非聴いてほしいね。これは何とも言えない凄い曲だよ。サビの勢いから展開しないで、ダッダッダッ…ってただ行進していく感じが俺は凄く好きなんだよなァ。これは行進曲であり、ある意味日本人の根源的なダンス・ミュージックだよね(笑)。
上原子:ホントはもっとメロディも展開させて曲らしい曲にすることもできたんだけど、敢えて一本調子な感じでワン・アイディアのまま押し通したんだよね。
増子:だってドラムのリズムが変わってるとかじゃなくて、リズムを抜いてるんだから(笑)。「夕焼け番長〜」も「歪ンダセカイ」も、曲に歌詞がチャレンジしてる感じがあるよね。「夕焼け番長〜」なんて、みんなサビしか覚えられないと思うよ(笑)。ヌルヌルヌルヌル〜って進んでいくだけだから(笑)。
──そういう今までにないタイプの曲が数多く収められたこのアルバムが完成したことによって、怒髪天はこの先どこまでも突き進んでいけるなと確信したんですよ。
増子:そうだね、新しい扉を開いた強い手応えは感じてるよ。レイドバックしない歳の重ね方じゃないけど、その第一歩になってるアルバムだとは思う。歳とってシブくなるのは簡単だからね。言ったら今後、全員がコーラスやってアカペラでもイケるよ? なんせ“若者”4人で集まってやってるからね(笑)。
──強調しますねェ(笑)。
増子:だってよく正面切って“オジサン”とか言われるんだもん(笑)。でもね、PON(LAUGHIN' NOSE)によると「怒髪天はメンバー1人のイメージから“オジサン”って言われるんだ」って(笑)。
坂詰:……気のせいです……(笑)。
──矢継ぎ早に発表されるニュー・シングル『銀牙伝説WEED』は、単なるアニメ主題歌に留まらない、“良くないものは出さない”というバンドのポリシーが貫かれた聴き応えある2曲が収められていますね。
増子:一口に主題歌と言っても、やっぱり自分達が好きなモノでなければ曲は書けないよ。この漫画自体凄く面白いし、主人公のウィードは犬の皮を被った任侠家だからね(笑)。アニソンが一番アニソンらしかった頃のテイストをベーシックに引いて、その上でバンドでやることに意味のある曲にしたかった。カップリングの「つきあかり」は『〜WEED』のエンディング・テーマなんだけど、それを抜きにしてもシンプルでイイ曲だと思うよ。
──このインタビューが掲載される頃にはツアーも中盤戦、〈トーキョーブラッサム〉3daysも新宿LOFTで控えていますが、サンボマスター、SION、the pillowsというまた豪華な面子が揃いましたね。
増子:ホントによく出てくれるのをOKしてくれたなと思って、pillows以外は(笑)。pillowsは半ば無理矢理だから(笑)。サブタイトルにある“4プラ7F自由市場”っていうのは、札幌でPeeちゃん(真鍋吉明)がバイトしてた所なんだよ。LOFTはやっぱり日本一のライヴハウスだし、俺達がLOFTでライヴをやるってことは特別なことだからさ。LOFTで3daysだなんて俺達がやってイイのか!? って思うし、目にものを見せるつもりで臨むよ。ねぇ坂さん?
坂詰:はい。ツアーも半分終わりましたが、残り半分、頑張りマンモス! 30P!(意味不明) なんちゃって!
全員:(苦笑)
清水:この後、何を話せばイイんだよ?(笑) まァ、このインタビューのこんなところまで読んでくれてる人がどれだけいるのか心配ですけど、今回は凄く練習してるから締まったプレイを見せられると思うんで、ツアーには是非足を運んでほしいですね。
増子:そう、ライヴは照明やスモークとかのギミックではなく、単純に楽曲の力だけで楽しませるものだし、その現場を一緒に体感して同じ時間を共有することに価値があるからね。『Rooftop』でいつも俺の連載(月刊 増子直純・ZOOMYの眼)を読んでくれてる人の中でも、怒髪天という名前だけは知っていても聴いたことのない人はまだまだたくさんいると思うけど、とにかく是非一度聴いてみてほしい。それがないと始まらないから。その上で好きか嫌いかを判断してほしいね。『Rooftop』の読者たる者、騙されたと思って俺達のアルバムを聴いて、ライヴにも来てほしい。絶対に損はさせないからね。
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